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「私たちは宇宙人にはなれないのか?」 橳島次郎×竹内薫 トークイベント

橳島次郎×竹内薫トークイベント「私たちは宇宙人にはなれないのか?」

    

 

『もしも宇宙に行くのなら』(岩波書店)
『きみは宇宙飛行士!』(偕成社)
 W刊行記念トークイベント

 

橳島次郎(ぬでしま・じろう)
1960年生まれ。三菱化学生命科学研究所室長、科学技術文明研究所主任研究員などを経て、現在は生命倫理政策研究会共同代表。専門は生命科学・医学を中心にした科学政策論。著書に『生命の研究はどこまで自由か――科学者との対話から』『精神を切る手術――脳に分け入る科学の歴史』(共に岩波書店)、『生命科学の欲望と倫理――科学と社会の関係を問いなおす』(青土社)、『これからの死に方――葬送はどこまで自由か』(平凡社新書)、共著書に『移植医療』(岩波新書)などがある。 
竹内薫(たけうち・かおる)
1960年東京生まれ。猫好きサイエンス作家。YESインターナショナルスクール校長。主な著書に『99.9%は仮説』『ペンローズのねじれた四次元』『宇宙のかけら』など。NHKラジオ「夏休み・冬休み 子ども科学電話相談」の先生も務める。

 


 同じ1960年生まれのお二人が経験した米ソの宇宙開発競争や大阪万博といった、「かつての未来・宇宙」について振り返り、お話いただくイベント。とはいえおかたい雰囲気は一切なし。テンポのよい掛け合いが、参加者の想像力を宇宙の果てまでも広げさせながら、終始楽しませてくれました。

 1969年アポロ11号が月面着陸した少し前、日本で公開になった映画『2001年宇宙の旅』を観た橳島さん。2001年には41歳になっていて、パンナムの定期便で宇宙に行けるんだ、たのしみだ、と思ったのに、現実はどうか、と少々憤りながら竹内さんに水を向けると、当時のアメリカは「半年間、お祭りだった」とのお答え。お父さまの転勤で、当時アメリカ東海岸におられたそうですが、「ありえない」もう一つの出来事――ニューヨークメッツの優勝も重なったからでは? などと、笑いを誘いました。

 あれから半世紀が経とうとするのにその後、ロケット技術や宇宙開発が期待ほど進んでいないのはなぜか、ではどうしたらよいのか……。熱い議論が戦わされました。そして、ほかの星に行けるとしたら、どこへ行きたいか、その理由も述べ合って、お二人のトークはいったん締めくくり。後半は、会場の参加者との意見交換で盛り上がりました。

 ちなみにほかの星に行けるとしたら、竹内さんは、特別な装備がなくても過ごせる系外惑星、または宇宙の外(!)。橳島さんは、土星の輪を近くで眺められる、土星の第2衛星エンケラドゥスということでした。
 
 楽しかった様子は、偕成社さんのレポートからもご覧いただけます。

 
 
 
 
 
 

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