

ともに岩波書店から出版された『いくつもの武蔵野へ 郊外の記憶と物語』(赤坂憲雄著)『宮本常一――民俗学を超えて』(木村哲也著)の刊行を記念して、著者のお二人によるトークイベントが開催されました。
東北をフィールドとした学際的な研究「東北学」を立ち上げた赤坂さんは、現在は生まれ育った東京に戻り、故郷である武蔵野にあらためて向き合っています。今回の『いくつもの武蔵野へ』のなかで、赤坂さんが武蔵野を考える手がかりのひとつとして掲げているのが、宮本常一です。宮本もまた、武蔵野に長きにわたって暮らし、多くを書き残した人でした。
木村さんは、武蔵野の地の高校で学んだ10代の頃から宮本常一の著作に魅了され、宮本の資料を所蔵する周防大島文化交流センターの学芸員も務められました。
かねてから、ぜひ対談したいと思われていたお二人。互いの新著を契機としながら、宮本常一と武蔵野について縦横無尽にお話しいただいた内容を紹介します。
2026年2月14日(土)主催:今野書店、会場:西荻シネマ準備室
■ 著者紹介
赤坂憲雄(あかさか・のりお)
1953年、東京都生まれ。東京大学文学部卒。民俗学者。日本をフィールドとして旅をしながら、東北学や日本文化論をめぐる沃野を耕してきた。『東北学/忘れられた東北』(岩波現代文庫)、『武蔵野をよむ』(岩波新書)など、著書多数。
木村哲也(きむら・てつや)
1971年、高知県生まれ。神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科博士後期課程修了。博士(歴史民俗資料学)。周防大島文化交流センター学芸員などを経て、国立ハンセン病資料館学芸員。著書に『『忘れられた日本人』の舞台を旅する――宮本常一の軌跡』(河出文庫)、『宮本常一を旅する』(河出書房新社)など。




