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スージー・リー『せん』

 お子さんたちが幼かったころ、思い思いに本を読んだり、本で遊んでいるようすを眺めるのが好きだったという韓国の絵本作家スージー・リーさん。紙がバラバラにならないように真ん中で綴じられてできている本の、「ノド」の部分に注目し、それをおはなしに使ったらどうかと思いつきます。そうして生まれた絵本『MIRROR』『なみ』『かげ』は、世界中で大きな反響をよびました。いずれも本のノドが、現実と想像の世界の境界線になっていて、その境界を自由に行き来する主人公の子どもの姿が生き生きと描かれています。

 その後も自由な発想の絵本で人気を博している絵本作家が、8年ぶりに来日し、講演とワークショップを行いました。さて、新作絵本『せん』をめぐっては、どんなアイディアが語られたのでしょうか。


日本女子大学特別重点化資金企画講演会「スージー・リー 新作絵本『せん』を語る」

2019年2月10日 より

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著者略歴

  1. スージー・リー

    Suzy Lee
    ソウル生まれ。ソウル大学卒業後、ロンドン芸術大学のキャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツで修士号を取得。絵本作品はヨーロッパ、アメリカ、アジアの国々で出版され、高く評価されている。『なみ』『かげ』はいずれもニューヨークタイムズ・ベスト・チルドレンズ・ブックスに、『このあかいえほんをひらいたら』はボストングローブ・ホーンブック賞最終候補作に選ばれた。2016年国際アンデルセン賞画家賞にノミネートされ、韓国人初の最終候補者に選ばれた。現在はソウル在住。http://www.suzyleebooks.com/

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