いま、新型コロナ(新型肺炎)が流行しています。世界保健機関(WHO)はこの感染症にCOVID-19と名前をつけました。
この新型コロナ感染症は、1日から14日間という長い潜伏期(5日間が一番多い。2月23日付WHO)を経て、風邪やインフルエンザに似た症状を引き起こします。軽症の風邪症状で済む人や、症状の出ない不顕性感染の人も、若年層を中心に多くいると考えられています。しかし、発症約1週間後から肺炎の徴候があらわれることもあります。重症化して肺炎を引き起こし、さらに重篤化して死に至らしめる危険性のある病気です。
この新型コロナ感染症は、1日から14日間という長い潜伏期(5日間が一番多い。2月23日付WHO)を経て、風邪やインフルエンザに似た症状を引き起こします。軽症の風邪症状で済む人や、症状の出ない不顕性感染の人も、若年層を中心に多くいると考えられています。しかし、発症約1週間後から肺炎の徴候があらわれることもあります。重症化して肺炎を引き起こし、さらに重篤化して死に至らしめる危険性のある病気です。
では、この緊急事態にわたしたちはどのようにふるまったらよいのでしょう。どうやってこの病気から身を守ったらよいのでしょう。自分が、家族が感染したら、どうしたらよいのでしょう……。
その指標としていただくために、5月8日にブックレット『 どうする!? 新型コロナ』を刊行します。著者は、 白鴎大学教育学部教授で専門は感染免疫学とワクチン学の岡田晴恵 先生。大事で基本的な情報を、Q& A方式とイラストでお知らせします。
不安な日々に、どうしたら感染を防げるのか、自分や、 家族など住まいを同じくする人がかかったかもしれないと思ったと き、かかったときに、どうしたらよいのか、 本書の一部をお目にかけます。
◇目次◇
1. 新型コロナウイルス感染症COVID-19発生!
2. 基本的な予防方法
3. 治療と看護
4. これからどうなる? どうする?
おわりに
本文イラスト・村山宇希
*このページは2020.4.30に修正しました。