岩波書店のWEBマガジン「たねをまく」
ドイツの作家。ベルリン生まれ。東西ドイツの分裂後は、旧東ドイツの東ベルリンに育つ。さまざまな職業を経たのち、貿易商社につとめ、インド、インドネシア、北アフリカを訪れる。1972年、西側への逃亡に失敗し、1年間拘留される。独居房での5か月を、頭のなかで小説を書くことで生きのびたという。西ドイツ政府によって73年に釈放されると、その後、西ベルリンに移住した。1977年にインドネシアを舞台とする『タダキ』でデビュー。以来、数多くの児童書やYA作品を発表する。評伝『ケストナー ナチスに抵抗し続けた作家』でドイツ児童文学賞受賞。『ベルリン1933 壁を背にして』で、銀の石筆賞受賞。
1958年生まれ。翻訳家。和光大学教授。上智大学を卒業後、ケルン大学、ミュンスター大学に学ぶ。ドイツの児童文学やファンタジー、ミステリなど幅広い作品の紹介を手がける。訳書にヴェデキント『春のめざめ』(岩波書店)クルト・ヘルト『赤毛のゾラ』(福音館書店)シーラッハ『犯罪』『コリーニ事件』(ともに東京創元社)などがある。
第5回 「チョン」と「Nワード」、そしてラップ(前編)〈MOMENT JOON 日本移民日記〉
MOMENT JOON『日本移民日記』[書籍好評発売中]|新連載「外人放浪記」近日開始予定
【特別公開】ラーゲリの記憶(畑谷史代『シベリア抑留とは何だったのか』より)
【文庫解説】E.H.カー 著/中村研一 訳『平和の条件』
第2回 アルコール(1) ストロング系チューハイというモンスタードリンク
松本俊彦 「身近な薬物のはなし」
第5回 博愛はあなたを焼き尽くす──『幸福な王子』
最果タヒ 愛は全部キモい
広辞苑 第七版(普通版)
新村 出 編