web岩波 たねをまく

岩波書店のWEBマガジン「たねをまく」

MENU

原田宗典 おきざりにした悲しみは(11/8発売)

原田宗典、6年ぶりの新作は待望の颯爽の書き下ろし小説! あなたが〈おきざりにしてきたもの〉は、私たちが〈失ったもの〉は、なんですか? 悲しみの果て、静かに訪れる再生の物語。

 

「おれはもうおじさんではなく、おじいさんだ」──様々な思いをおきざりにして生きてきた長坂誠、65歳。その運命の歯車が或る姉弟との出会いから動き出す。おきざりにされた者など、いない。生きていくかぎり、ささやかでも希望が生まれ、その旅は続いてゆくから。吉田拓郎の名曲にのせて贈る、昭和の香り漂う令和の物語。

原田宗典『おきざりにした悲しみは』

おきざりにした悲しみは

原田宗典

2024年11月8日発売

定価=本体2,000円+税
四六判・上製・272頁
ISBN 978-4-00-061665-2

試し読み

 

原田宗典(はらだ・むねのり)

1959年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1984年に「おまえと暮らせない」ですばる文学賞佳作。主な著書に『スメル男』(講談社文庫)、『醜い花』(奥山民枝 絵、岩波書店、2008年)、『やや黄色い熱をおびた旅人』(岩波書店、2018年)、『乄太よ』(新潮社、2018年)、『メメント・モリ』(岩波現代文庫)、訳書にアルフレッド・テニスン『イノック・アーデン』(岩波書店、2006年)がある。


タグ

関連書籍

ランキング

  1. Event Calender(イベントカレンダー)

国民的な[国語+百科]辞典の最新版!

広辞苑 第七版(普通版)

広辞苑 第七版(普通版)

詳しくはこちら

キーワードから探す

記事一覧

閉じる