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原田宗典 おきざりにした悲しみは(11/8発売)

原田宗典『おきざりにした悲しみは』著者からのメッセージ

16歳の頃から、小説を書いてきました。いつの日か、水のような文体を手に入れたい。その文章で、生きているものを書いてみたい。それは、きっと励ましに満ちた物語で、読み終えた人の胸を一杯にするものになるはずだ。そんな小説を、いつか書き上げてみたい。それから50年、ようやくその夢がかないました。「おきざりにした悲しみは」は、僕にとって夢の小説です。どうぞ読んでみてください。

原田宗典

原田宗典『おきざりにした悲しみは』

おきざりにした悲しみは

原田宗典

2024年11月8日発売

定価=本体2,000円+税
四六判・上製・272頁
ISBN 978-4-00-061665-2

試し読み

 

原田宗典(はらだ・むねのり)

1959年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1984年に「おまえと暮らせない」ですばる文学賞佳作。主な著書に『スメル男』(講談社文庫)、『醜い花』(奥山民枝 絵、岩波書店、2008年)、『やや黄色い熱をおびた旅人』(岩波書店、2018年)、『乄太よ』(新潮社、2018年)、『メメント・モリ』(岩波現代文庫)、訳書にアルフレッド・テニスン『イノック・アーデン』(岩波書店、2006年)がある。


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