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沢木耕太郎セッションズ〈訊いて、聴く〉(全4冊)

1970年代末から現在まで、沢木耕太郎氏が、会って、訊き、そして聴いた話、40篇をおさめる。各巻に、「あう」「きく」「みる」「かく」をテーマにしたエッセイを書き下ろす。各界の個性豊かで魅力的な人たちと、じっくり語りあった稀有な記録。(全4冊)

沢木耕太郎セッションズ〈訊いて、聴く〉 I 達人、かく語りき 岩波書店


【各巻構成】

Ⅰ 達人、かく語りき(人物)

「肉体・異国・青春」吉本隆明/「逆襲ムカシばなし篇」吉行淳之介/「私の・愛した・映画」淀川長治/「時の廃墟へ」磯崎新/「旅が教えてくれたこと」高峰秀子/「一九六〇年を中心に」西部邁/「男から学んだこと、女から学んだこと」田辺聖子/「比叡山での日々」瀬戸内寂聴/「いつかの続き」井上陽水/「ジグソーパズルにピースをひとつ」羽生善治


Ⅱ 青春の言葉たち(青春)

「アクション・ターゲット」長谷川和彦/「貧しくても豊かな季節」武田鉄矢/「事実の力、言葉の力」立松和平/「いくつもの人生を生きて」吉永小百合/「見えない水路」尾崎豊/「みんなあとからついてくる」周防正行/「陶酔と憂鬱」先崎学/「ソウルで話そう」福本伸行/「あの旅の記憶」大沢たかお/「帰りなん、いざ」上村良介


Ⅲ 陶酔と覚醒(旅・冒険・スポーツ)

「スポーツ気分で旅に出ようか」山口瞳/「映画とオリンピック」市川崑/「スポーツを書くということ」後藤正治/「海があって、人がいて」白石康次郎/「すべてはつくることから」安藤忠雄/「最初の旅、最後の旅」森本哲郎/「サッカー日和」岡田武史/「垂直の情熱について」山野井泰史、山野井妙子/「記憶の濃度」山野井泰史/「拳をめぐって」角田光代


Ⅳ 星をつなぐために(フィクションとノンフィクション)

「ノンフィクションの可能性」柳田邦男/「事実と無名性」篠田一士/「アマチュア往来」猪瀬直樹/「書くことが生きることになるとき」柳田邦男/「フィクションとノンフィクションの分水嶺」辻井喬/「砂の声、水の音」村山由佳/「それを信じて」瀬戸内寂聴/「歩き、読み、書くノンフィクションの地平」角幡唯介/「鋭角と鈍角」後藤正治/「奪っても、なお」梯久美子

 


  

内容案内 沢木耕太郎セッションズ〈訊いて、聴く〉 I 達人、かく語りき
〈内容案内進呈〉こちらよりお申し込みください。

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著者略歴

  1. 沢木 耕太郎

    沢木耕太郎(さわき こうたろう)
    1947年東京に生まれる。横浜国立大学卒業後、ルポライターとして出発。79年に『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、82年に『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、85年に『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞を受賞。ノンフィクションの新たなジャンルを切りひらく。『深夜特急』は幅広い世代に影響を与え、いまもロングセラーとして読み継がれている。
    2006年には『凍』で講談社ノンフィクション賞、14年には『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞を受賞。当代きってのインタヴュアー。また長年、映画評を書き、『世界は「使われなかった人生」であふれてる』などにおさめる。『血の味』『春に散る』など小説も執筆。「沢木耕太郎ノンフィクション」シリーズ(全9巻)も刊行。

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