5/30発売 ブレイディみかこ『女たちのテロル』
四六判・上製カバー 264ページ
本体1800円
どん底の境遇で育つなか、体で思想を獲得し、国家と対決した金子文子(1903-1926)。
マッドで過激な武闘派サフラジェット(女性参政権活動家)、エミリー・デイヴィソン(1872-1913)。
イースター蜂起のリケジョスナイパー、マーガレット・スキニダー(1892-1971)。
道徳や恋愛の呪縛を超え、全力で生き、闘った、百年前の女たちが甦る。
過去を未来に向けて解き放つ、怒涛の三つ巴伝記エッセイ!
ブレイディみかこ
ライター。1965年福岡市生まれ。96年から英国ブライトン在住。著書に『花の命はノー・フューチャー DELUXE EDITION』(ちくま文庫)、『アナキズム・イン・ザ・UK』『ザ・レフト――UK左翼セレブ列伝』(いずれも、Pヴァイン)、『ヨーロッパ・コーリング――地べたからのポリティカル・レポート』(岩波書店)、『THIS IS JAPAN――英国保育士が見た日本』(太田出版)、『子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から』(みすず書房、第16回新潮ドキュメント賞受賞)、『いまモリッシーを聴くということ』(Pヴァイン)、『労働者階級の反乱――地べたから見た英国EU離脱』(光文社新書)等。