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台湾発 傑作歴史グラフィック·ノベル『台湾の少年』(全4巻)

台湾の少年3  戒厳令下の編集者

〇2022年10月13日刊行
978-4-00-061547-1
B5判変型・184頁 定価2640円
 

1960年、ようやく釈放された蔡焜霖は、幼なじみの「きみこ」と再会し、結婚する。

就職にも「前科」が足かせとなったが、やがて漫画雑誌の編集者となり、夜間学校に通い、出版社を立ち上げ、児童雑誌『王子』を創刊するなど八面六臂の活躍をみせる。

その影には常に「人より十年出遅れている」という思いがあった。

 

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著者略歴

  1. 游珮芸

    (ゆう はいうん)
    台湾大学卒業後、お茶の水女子大学で博士号取得。台東大学児童文学研究所所長。研究、教育のほか、児童文学の編集、創作、翻訳、評論に携わる。本作の脚色を手がけた。

  2. 周 見信

    (しゅう けんしん)
    台北芸術大学卒業後、台東大学児童文学研究所博士課程在籍中。絵本や児童文学の挿絵を手がけ、気鋭のイラストレーターとして活躍中。

  3. 倉本知明

    (くらもと ともあき)
    香川県生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科修了。学術博士。台湾文藻外語大学准教授。専門は比較文学。訳書に呉明益『眠りの航路』(白水社)などがある。

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