本の街にも秋*tanemaki diary
神保町の秋は、本のイベントで賑やかになります。
10/26・27に開催された「神保町ブックフェスティバル」では、岩波書店も例年のようにワゴンを出店しました。いつもは店番の社員がダウンを手放せない寒さなのですが、今年は半袖姿も。
そして、お茶の水駅方面へぶらぶら坂を上がっていくと、ビルの下層におしゃれな空間「WATERRAS」が。そこでは10/27~11/2に「ワテラスブックフェス」が開かれています。
こちらは夜8時まで展示を楽しむことができます。
もうクリスマスイルミネーション?というくらいきれいなビルが見えてきたら…
左手の「ワテラスコモン」が、ブックフェス会場の入り口です。
ギャラリーでの企画展「みんなの絵本」「美しい古典」は、本を手にとって見られる落ち着いた展示スペース。その他トークイベントなどの催しもあります。
作家、翻訳者、編集者たちがそれぞれ3冊を選んだ「美しい古典」展では、岩波文庫、新古典日本文学大系など、岩波書店の本もたくさん選んで頂いています。そして岩波書店の編集者も参加。
もし「美しい古典」を選ぶなら、どんな本が思い浮かぶでしょうか。
展示を見ながら、「私なら…」と思いを巡らせるのも楽しい時間です。
ふと、オイレン・ヘリゲル『日本の弓術』をもう一度読みたくなりました・
会場のギャラリーのとなりは、落ち着いたカフェ。洋と和の融合した、クリームと小豆のスコーン。
静かに更けていく秋の夜。気持ちが落ち着くこの季節は、あれこれ本を読みたくなります。